STEP 1

理想と課題を見える化する
最初のステップは、理想の暮らし像と現在の課題を整理することです。
たとえば、冬でも足元が冷えないリビングにしたい、段差をなくし、安心して暮らせる家にしたい、趣味を楽しむスペースを持ちたい。一方で、結露やカビが気になる、動線が悪く家事に時間がかかる、光熱費が高い──そんな「不満リスト」も同時に書き出してみましょう。
こうした棚卸しが、後の打ち合わせや設計段階で生きてきます。
建て替え?それともリノベーション?
何から始めたらいいの?
「リフォームやリノベーションを考え始めたけれど、何から手をつければいいのかわからない」「費用や工期の見通しもつかず、迷ってしまう」そんな声を、私たちは数多く伺ってきました。
家を変えるということは、暮らしのこれからを見つめ直すことでもあります。
とはいえ、工事や見積もりの話をする前に、まずは自分たちの考えを整理する時間が大切です。「準備のステップ」から始まり、リノベーションの考え方や実例、相談の流れまでをわかりやすくご案内します。

STEP 1

最初のステップは、理想の暮らし像と現在の課題を整理することです。
たとえば、冬でも足元が冷えないリビングにしたい、段差をなくし、安心して暮らせる家にしたい、趣味を楽しむスペースを持ちたい。一方で、結露やカビが気になる、動線が悪く家事に時間がかかる、光熱費が高い──そんな「不満リスト」も同時に書き出してみましょう。
こうした棚卸しが、後の打ち合わせや設計段階で生きてきます。
STEP 2

家は、家族と同じように年月を重ねます。子育て期、セカンドライフ、老後──。その時々で必要な空間や設備は変化していきます。同時に、建物の「健康状態」も確認しておきましょう。
築年数はどのくらいか、外壁や屋根に劣化がないか、断熱や気密の性能が不足していないか、特に1981年(昭和56年)以前に建てられた木造住宅は、旧耐震基準で設計されている場合が多く、耐震性のチェックは早めに行うことをおすすめします。
住まいの健康診断では、耐震・断熱・劣化状況などを総合的に点検し、「今すぐ必要な改修」と「将来に備えるメンテナンス」を見極めます。人が健康診断で自分の体を知るように、家にも“定期検診”が必要なのです。
STEP 3
リノベーションの検討をスムーズに進めるためには、専門家との対話が欠かせません。
「お金」「建物」「ライフプラン」──どれも暮らしの土台に関わる要素だからです。

こうしたご相談を通して、
「資金計画に安心感」が生まれます。

専門家に相談することで、リノベーション
が「不安」から「計画」へと変わっていきます。
人生100年時代。家は「建てて終わり」ではなく、「育てながら住み継ぐ」ものへ。適切に手を入れることで、住まいは次の世代にも価値を残せます。
小さな不具合を放置せず、定期点検を重ねることが結果的にコストを抑えます。屋根・外壁・床下などの“見えない部分”こそ、家の寿命を左右します。
見た目を整えるだけでなく、耐震・断熱など家の性能を高めることが大切です。設備は15年ほどで交換が必要ですが、骨組みを強化すれば長く安心。季節を問わず温度差の少ない家は、体にやさしく光熱費も抑えられます。
子どもの独立や在宅ワークなど、ライフスタイルは変化します。仕切りを減らして広く使ったり、将来の介護に備えて動線を整えたり──。
今と未来を両立する空間設計が求められています。
人生100年時代。家は「建てて終わり」ではなく、「育てながら住み継ぐ」ものへ。適切に手を入れることで、住まいは次の世代にも価値を残せます。

| 区 分 | 部分リフォーム | 間取り変更を伴うリノベ | フルリノベーション |
|---|---|---|---|
| 主な内容 | 水まわり更新・ 内装リフレッシュ |
壁の撤去、LDK一体化、 収納改善 |
構造補強、断熱・耐震改修、 屋根外壁更新 |
| 予算の目安 | 約300万円前後 | 500〜800万円前後 | 1,000万円以上 |
| 対 象 | 戸建・マンション | 戸建・マンション | 主に戸建 |
助成金や補助制度を活用すれば、実際の負担を
抑えられる場合もあります。
ご相談の際に、費用の考え方から、丁寧にご説明いたします。
相談窓口、はじめての一歩を、
安心とともに
「うちの場合はどれくらいかかるの?」
「リノベか、建て替えかで迷っている」
そんな疑問を感じたら、
まずはお気軽にご相談ください。
住まいるぱるでは、専門スタッフが
中立的な立場でサポートします。
写真やビフォーアフターの比較を通して、
「暮らしがどう変わるのか」を
具体的にイメージできる構成にしていますので、
PDFをダウンロードしてご確認ください。

築50年の木造住宅に耐震補強と併せて断熱改修を行い、冬の寒さが大幅に改善しました。 「以前は家中が寒くて冬は動きたくなかった。」→「今は家のどこに居ても寒さが和らいだ」 健康寿命は延び、光熱費は削減。古い家を“安心・安全に暮らせる家”へと再生しました。

60歳になるのを機に転居を検討。新居は老後も快適に安心して暮らせる空間を第一に考えました。夏涼しく、冬暖かい風通しの良い家。温度差が少なく、バリアフリーで体への負担が少ない家のため、マンション住戸の特性を考慮して南側の明るく快適な住環境領域を広げ、冬の冷気を対策しながら、自然素材のもつ風合いや心地よさを活かした、ゆったりと心穏やかな時間の流れる住まいです。